
●代表挨拶
はじめまして。びーどろワイナリー設立委員会代表の平林幸恵と申します。
このページをご覧いただきありがとうございます。
私は小説執筆やドラマ制作に携わり、茨城県坂東市の観光大使に任命していただき、地域復興のため活動してきました。
現在、福祉事業では障がいのある子どもたちが大人になり、安心して暮らせる助けになればと、放課後デイサービスから就労施設、グループホームを支援しています。
この施設ができることで多くの障がいのある方々の生きる力になればと思います。
私の兄は自閉症で、就職先もみつからないまま若くしてなくなりました。その時の母の想い、子供を亡くす思いが今も心に刺さります。母がなくなってから、兄への想いを抱えて、ずっと苦しんできたことをお寺のお坊さんに話していたことを知りました。
私が障害者施設を身をこにして行ってる理由は、そこにあります。
あのころこんな場所があったら、お兄ちゃんは死なずにすんだのに、母は悔やまずにすんだのに…と。
そして同じ思いの人たちがこの世にたくさんいることを知り、これまで強い信念ですすんできました。
このびーどろワイナリーができることで、福祉の子供たちや課題のある方々の次世代に、ひとつの光が灯せたらとの一心で、頑張っております。
びーどろワイナリー代表
平林 幸恵
●ぶどう畑に広がる支援の輪
自然に満ちあふれた奇跡の桃源郷、坂東市その豊かな田園で育ったぶどうがワインになりました。障害のある子供たちが未来の夢をかけて生み出すぶどうの実。そして小さなワイナリーをつくろうと、有志の大人たちも力を注いでくださいました。
2021 年より地域の皆様にご支援ご理解ご協力をいただき、先駆けて試験的に畑をお借りしてぶどう作りに着手しワイン造りを始め、年々と畑も大きくなってまいりました。
そこで次のステップとして醸造、そして自社によるワイナリーを設立いたしました。
この一つ一つぶどうの木が増えてゆく度に手間も時間も増えて行きますが、農業を通じて癒され笑顔を取り戻してゆく子供たちや利用者のみんなを前にすると、もっともっと一面に広がるぶどう畑を作らなければと思うのです。



